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キャリア約70年の美濃和紙職人など…「春の叙勲」東海3県では271人が受章 愛知140人 岐阜68人 三重63人

04.29(火)16:09

2025年の「春の叙勲」の受章者が発表され、東海3県の272人の受章が決まりました。 瑞宝単光章に選ばれた美濃市の市原智子さん(83)は、中学校を卒業してから70年近くに渡り、美濃和紙の製造に携わっています。 市原智子さん: 「美濃和紙は丈夫で温かみのある、自慢のできる和紙だと思っています。何枚すいても同じような厚さにということなんですけど、それがなかなかできなくて」 インクを浮かべた水の中から和紙を引き上げてつくる「マーブル紙」は、同じ柄は二度とできないといい、現在は若手の育成にも積極的に取り組んでいます。 東海3県の春の叙勲の受章者は、愛知が140人、岐阜が68人、三重が63人のあわせて271人です。