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被害者への説明も評価対象に…愛知県警の警察官が『鑑識技術』を競う大会 指紋やDNA型の採取など行う

09.17(水)21:07

9月17日、愛知県警の警察官が日頃磨き続けた鑑識技術を競う大会が開かれました。 競技会は、焼肉店で窃盗事件が起きた想定で行われ、参加した警察官94人が2人1組になり、現場から指紋や足跡、DNA型の採取などを行いました。 現場に残った証拠はとてもデリケートです。犯人が置いていったカップを調べる際は、指紋を消さないように通常は掴まない部分を持つようにするなど、丁寧かつ迅速な作業が求められます。 証拠がきちんと採取されていることを「被害者役」に的確に説明できているか、も評価の対象に。動揺する被害者の不安解消にもつながります。 愛知県警によりますと、県内で2025年に発生した飲食店などを狙う出店荒らしは8月末までに393件と、すでに2024年1年間を上回り全国ワースト。参加した警察官も緊張感を持って作業にあたっていました。 出場した警察官: 「普段交番で働いていて鑑識作業をすることが多いので、その際にうまく取れるようにつなげていきたいと思います」