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東海道新幹線発煙トラブル 調査結果を公表 出荷時の性能試験が不十分 JR東海

09.18(木)01:38
今年8月、走行中の東海道新幹線の床下から煙が出た問題で、JR東海は調査結果を公表し、今回故障した部品は出荷時の性能試験が不十分だったと明らかにしました。
8月15日、東海道新幹線「こだま764号」が米原駅と岐阜羽島駅間を走行中床下から煙が出た問題で、JR東海はこれまでにモーターの出力を制御する「主変換装置」内の2つの機器が故障し、過度な電気が流れて発煙したと説明していました。
JR東海は、車両を浜松工場に移動して調査していましたが、17日、調査結果を公表し、今回故障した機器は、メーカーによる修理後、出荷する際の動作確認が簡易的で不十分だったと明らかにしました。
JR東海は今後、部品を修理した際の性能試験の確認をより詳細におこなうほか、品質管理を徹底するなど再発防止に努めるとしています。