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中区ホテル男性死亡事件 恐喝の罪に問われている男に執行猶予付き有罪判決 名古屋地裁

09.26(金)12:38
2025年6月、愛知県名古屋市のホテルで男性の遺体が見つかった事件で、恐喝の罪に問われている男に名古屋地方裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、春日井市の無職・波多野佑哉被告(23)は2025年6月、名古屋市中区のホテルで別の男らと共謀の上「美人局」を計画して、男性から現金などを脅し取った恐喝の罪に問われています。
9月26日の判決公判で、名古屋地裁の藤根桃世裁判官は「利益を得る目的で、共犯者と事前に役割分担を決めるなどした計画的かつ狡猾な犯行。恐喝事案の中でも悪質で軽視できない」と指摘しました。
そのうえで「被告人は起訴内容を認めたうえ、反省文をしたためていて父親が監督を約束している」などとして、拘禁刑3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。