子どもたちが夏休みに入り、いよいよお出かけシーズン本番! しかし、中京テレビ「あさドレ」が行ったアンケートでは、なんと75%の人が「この夏は旅行しない」と回答しました。物価高や猛暑の影響で、遠出を控える人も多いようですが、そんな「節約派」や「近場派」の人にぴったりな宿泊場所が愛知県に登場しました。
今年の夏は「近場」「屋内」「節約」がトレンド?

7月20日の海の日、愛知県南知多町の内海海水浴場は、太陽が照りつける中、多くの人でにぎわっていました。
海水浴に来ていた人に夏休みの予定を聞いてみると、身近で安く済む花火大会やキャンプを計画しているという家族や、暑さをしのぐためプラネタリウムやショッピングモールなどの屋内施設を選ぶという声が聞こえてきました。
話を聞く中には、海水浴場にスイカやコーヒーなどを持参して、節約しながら夏のレジャーを楽しんでいる家族も。
岐阜・岐南町から来た家族:
「物価高になってから水筒も持参するようになって、コーヒーもコンビニで買うと1杯200~300円ぐらいするので、詰められるものは持ってくる」
節約派におすすめ「コンビニで車中泊」

そんな、費用を抑えつつ夏を楽しみたいという人におすすめの宿泊場所が、愛知県に登場しました。その場所とは、なんと「コンビニの駐車場」です。
愛知県岡崎市の「ローソン岡崎明大寺町店」を訪ねてみると、駐車場の一角に“RVパーク”と書かれた看板が設置されていました。実はこれ、ローソンの駐車場の一部を車中泊スペースとして貸し出す「RVパーク」というサービスなのです。

料金は、1回1区画につき2500円から3000円ほど。
利用台数は1店舗あたり1日1台まで。予約専用サイトより申し込むと、1台につき車両2台分の駐車スペースを使用することが可能です。チェックインは午後3時から午後10時、チェックアウトは午前10時となっています。
千葉県では2025年から先行して実証実験が行われていましたが、7月17日から愛知県でもサービスをスタート。ジブリパーク、犬山城、岡崎城などの観光地から近い3店舗で利用できます。
需要高まる「車中泊」 大型連休の稼働率は9割超え

なぜ、コンビニの敷地内で車中泊サービスをはじめたのでしょうか。
ローソンの戸津茂人さんによると、車中泊の需要は非常に伸びていて、今後も拡大が期待できるということです。1年前から導入している千葉県では、大型連休の稼働率が9割を超える人気ぶりだといいます。
ローソン 新規サービス部 戸津茂人さん:
「コンビニなのでトイレも使っていただける。なんと言っても24時間人がいるので、何かあったときに駆け込める。女性1人の車中泊でも安心」

利用者は専用パスでトイレを自由に使用できるだけでなく、電源の提供やゴミの回収といった、車中泊に欠かせないサービスも受けることができます。
また、「RVパーク」として認定されるには、近くに入浴施設があることが条件の一つになっています。岡崎の店舗も、車で約10分のところに入浴施設があるため、大きなお風呂でリフレッシュすることも可能です。

現在「RVパーク」は愛知県のほか、埼玉県と静岡県にも拡大し、全国28店舗で展開しています。新たに追加された3県の店舗は、キャンピングカー利用者が多い、大都市圏から1泊~2泊の旅行先として選ばれる観光地周辺を中心に選定されました。
今後は三重県や岐阜県などにも拡大予定で、2026年度内に約70店舗規模での展開を目指しているということです。


