三重県多気町の「ごかつら池どうぶつパーク」に、国内唯一となるオスの「カラカル」が来園し、一般公開がスタートしました。
カラカルは、インド北西部からアフリカの草原や丘陵地帯などに生息するネコ科の肉食動物で、寿命は12~20年程度。耳の先に生えている「房毛」は周囲の音を敏感にキャッチする役割を果たしています。また、身体能力が高く、約3メートル跳躍できる優れたジャンプ力を持っているのも特徴です。
今回のオスの受け入れは、クラウドファンディングによる支援によって実現しました。同園によると、来園直後は新しい環境に興味を示し、寝屋の中を探索したり、爪とぎをしたりと、元気な様子を見せているといいます。名前は支援者が決定する予定で、7月末から8月ごろに命名式が行われる見通しです。

現在、日本国内で飼育されているカラカルは、同園と兵庫県の姫路市立動物園を合わせてわずか3頭のみ。オスの飼育は同園だけということもあり、一般公開後はカラカルを目当てに訪れたという来園者も増えているということです。
同園では以前からメスの「ジナ」を飼育しており、将来的には繁殖を目指していく方針ですが、現在オスとメスは別々の場所で過ごしており、今後、慎重に相性を見極めていくとしています。
希少なカラカルの仲間入りにより、同園に新たな人気者が誕生することになりそうです。


