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来年の干支「巳」の置物作り始まる ノミだけで彫り上げる伝統工芸「一位一刀彫」 岐阜・高山市
11.14(木)11:55
岐阜県高山市で、伝統工芸「一位一刀彫」による干支の置物作りが始まっています。
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「一位一刀彫」は「イチイ」の木をノミだけで彫り上げ、その木目をいかすのが特徴です。
高山市で江戸時代から続く「津田彫刻」では10月中旬から作業が始まり、帽子をかぶせた可愛らしい「巳」や、イチイが持つはっきりとした白い部分をいかし縁起が良いとされる白い「巳」などを作っています。
「巳」は曲線が多く、1人が1日で彫れるのは小さい物で5体ほどだということです。
置物は高さが5.5センチの小さいものから、長さが18センチの大きなものまで6種類作られ、値段も1体3300円から6万円と様々です。
作業は年末まで続き、約200体が作られるということです。