名古屋駅近くのサウナで話題を集めているのは、僧侶が行う“熱波”。座禅やお経が融合した独自のパフォーマンスで、心身を整える新たなサウナ体験として注目を集めています。
■話題の“お坊さん熱波師”
名古屋駅近くにある「サウナモンキー」で、不定期に活躍している“熱波師”は、ホンモノの僧侶です。
客: 「サウナで仏教の雰囲気を感じるのは初めてだったので新鮮でした」 別の客: 「まさかお坊さんが来てくれるとは」 密教の手法“九字切り”で空間を清めたあと、お寺の井戸水をかけます。 熱波僧: 「右手の上に左手をのせます。背筋をピンと伸ばして。目は半眼と言いまして、薄目を開けた状態にします」
般若心経(はんにゃしんぎょう)の音声に合わせて、座禅を組んだ参加者に全力で熱波を送ります。 客: 「アッツ」 熱波僧: 「祈りの熱波でございます。心に抱えた荷物をおろし、良きものが寄ってきて、悪いものは去っていく。そういう願いを込めた熱波でございます」 約20分間の渾身のパフォーマンス。 客: 「すごくよかったです」 別の客: 「熱かったしよかったです。和風なアウフグースが面白い」
■住職が熱波師に挑戦した理由
“お坊さん熱波師”の吉田真圓さんは、三重県四日市市の「観音寺」の住職です。歴史ある寺の住職と熱波師という、異例の二足のわらじを履いています。
吉田住職: 「サウナに入っている状況が座禅に似ていると思った。ちょうど施設が熱波師を募集していたので手を挙げました」 もともとサウナ好きだった吉田住職は、座禅とサウナが自らと向き合う点で似ていると気づき、熱波師に挑戦。体と心が“整う”と評判になりました。
住職の務めのかたわら、4年前から熱波僧・真炎(しんえん)として活動しています。 施設の担当者: 「本当にお寺に行ったような感覚になります。体感温度も熱くされる方なので、普段と違ったサウナ体験を楽しんで頂けたら」 サウナと仏教が融合した新たな体験として、今後の広がりにも注目が集まりそうです。 2026年3月20日放送


