「疲れがとれない」などの体調不良 寒暖差疲労が原因かも 医師に聞く対策

朝晩が冷え込むようになってきました。この時期、頭痛など体調不良に悩む人はいませんか?日中との寒暖差が原因かもしれません。
岐阜県高山市。今朝も観光スポットのひとつ、朝市には多くの観光客の姿がありました。
歩く人たちの服装を見るとダウンや、帽子、そして手袋も。すっかり冬の装いです。
高山の30日の最低気温は3.5℃。朝市で高山産のハチミツを売る女性の足元にはストーブが。
「もうこれからストーブなしでは生きていけない。ほんわか温かいのが懐かしい。いまは秋がない、だからもう極端」(出店者)
通勤時間帯の名古屋駅でも、手袋など防寒具姿の人が目立ちました。30日朝の名古屋市の最低気温は9.3℃でした。
症状は人によって様々

この時期、気になる寒暖差。今週は朝晩と日中の気温差が10℃近い日が続いています。
クリニックではこの寒暖差がゆえの症状を訴える日人も…
「この時期だと急に寝れなくなった、疲れがとれない、頭が痛い、肩こりがひどい、なかなかやる気が出てこない。そんな症状の人が結構いらっしゃいます。寒暖差疲労というのがあってだいたい日中の気温が5℃から7℃ぐらい差があると体調崩しやすくなる」(ひだまりこころクリニック 野村紀夫 理事長)
「寒暖差疲労」とは、気温の急激な変動や季節の変わり目に起きやすいとされる体の不調や疲労感のこと。
倦怠感や立ちくらみ、めまいのほか、気分の落ち込みや不眠など症状は人によって様々です。
「寒暖差疲労は寒暖差によって自律神経がうまくコントロールできなくなることで疲労感が出たり倦怠感が出たりする」(野村理事長)
「寒暖差疲労」の一番の敵は「からだが冷えること」。とにかく体を温めることが大切だといいます。
食事で体を温める以外にも、おすすめしているというのが…
「寒くなった時に体が冷えてしまう、これが良くないことなので自律神経を整える上でも、ストレッチおすすめしています」(野村理事長)





