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“ノーベル賞前哨戦”を受賞…『小胞体ストレス応答』を研究する名城大の森和俊特任教授が講演「研究分野にもっと興味を」

06.14(土)21:19

がんや糖尿病などに関わる「小胞体ストレス応答」の研究を進める、名城大学の森和俊特任教授が2025年6月14日、名古屋市天白区の八事キャンパスで、薬学部の生徒らおよそ200人に講演を行いました。 森特任教授は、細胞の中に異常なたんぱく質が増えるのを防ぐ「小胞体ストレス応答」の研究をしていて、筋肉が徐々に動かなくなる難病「ALS」の治療にも役立てられる可能性があります。 講演で、森特任教授は学生らに対して「研究の分野にもっと興味をもってほしい」と伝えていました。 森特任教授は、2014年にノーベル賞の前哨戦ともいわれるアメリカの「ラスカー賞」を受賞していて、今後のノーベル賞候補としても期待されています。