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教員採用試験で試験開始時刻を誤り10分早く開始 試験時間を調整して採点に影響なし 愛知県教育委員会

06.14(土)19:59
愛知県公立学校教員採用選考試験の1次試験が6月14日に行われましたが、碧南市の会場で試験の開始時刻を誤ったことが分かりました。
愛知県教育委員会によりますと、試験開始時刻の誤りがあったのは碧南市立南中学校の会場です。この会場の受験区分が「小学校教諭」の教室で、最初の科目「小論文」の試験について、午前9時40分の開始を誤って10分早い午前9時30分に開始したということです。
早く始めてしまった理由について、この教室には試験監督として2人が担当していましたが、午前9時10分から受験生への説明を行うだけだったにもかかわらず試験用紙を配布。その後午前9時30分にチャイムが鳴ったため試験を開始してしまったということです。
開始後、10分後の午前9時40分にチャイムが鳴ったため、試験開始時刻の誤りに気づき、試験時間の60分となるよう終了時刻を午前10時30分として試験用紙を回収し終了しました。35人の受験者は、午前10時40分までそのまま教室内に待機させたということです。
愛知県公立学校教員採用試験には、小学校教諭を始め、7つの受験区分に5,335人が志願していて、14日は、14の会場で1次試験が行われました。
愛知県教育委員会は
「試験開始時刻を早めて実施したが、試験時間を60分間としたため採点には影響はない。今後再発防止に向けて問題配布や開始時刻の指示を徹底してゆく」とコメントしています。