三重県熊野市の大森神社では23日、「どぶろく祭」が行われ、多くの人でにぎわいました。
三重県熊野市の大森神社で行われた「どぶろく祭」は、五穀豊穣に感謝する祭りとして鎌倉時代に始まったと言われ、境内では、氏子らが参列し、厳かに神事が行われました。
三重県内で祭礼用の御神酒として「どぶろく」の醸造が認められているのは、伊勢神宮と大森神社だけで、今年は、滑らかで辛口のおいしいどぶろくが出来上がったということです。
祭りには大勢の人が訪れ、「どぶろく」を楽しむ人の声が、静かな山間の町に響きました。