
新着
被害者遺族が松阪市役所を訪問 犯罪被害者等支援条例施行に感謝 三重・松阪市

07.17(木)18:45
2013年に三重県朝日町で女子中学生が当時18歳の少年に襲われ死亡した事件の遺族が松阪市役所を訪問し、犯罪被害者やその遺族を支援する条例が施行されたことに感謝を述べました。
犯罪被害者等支援条例は県や市町などが犯罪の被害者や遺族を対象に経済面や日常生活などの支援を行っていくものです。
2013年の三重県朝日町事件で娘を失った寺輪悟さんは当時、条例が制定されていなかった三重県内で市町を回り、その必要性を訴えてきました。
7月に松阪市で犯罪被害者等支援条例が施行されたことで三重県では県と全ての市町で条例が制定されました。
寺輪さんは7月17日、松阪市役所を訪問し、感謝を述べました。
寺輪悟さん:
「なかなか理解されなかった。私1人ではできなかった。皆さんのおかげです。」
条例では犯罪被害者や遺族への支援金のほか、家事の補助や転居、家賃など生活に対する経済的支援なども含まれています。
寺輪悟さん:
「事件などから生活を立て直すまでの手助けに少しでもなれば」