トヨタ自動車が5日発表した9月中間決算は、売上高が前年よりも9.5%多
い26兆9624億円、営業利益は9.2%多い2兆1911億円でした。

原材料費の高騰や中国市場の減速が重しとなる一方で、ガソリン価格の高止まりを背景に、燃費のよいハイブリッド車の人気が業績を下支えしました。
9月中間決算は今年4月~9月まで(上半期)の経営数字をまとめたものです。1年間の成績の折り返しとなることから、中間決算と呼ばれています。
トヨタが先月発表した4~9月の販売状況は、レクサスブランドを含めた世界全体での販売台数が前の年より4%少ない505万9千台でした。
販売が特に落ち込んだのは中国で、景気の減速で市場全体にブレーキがかかるなか、販売台数は68万5千台と前年の4分の3にとどまりました。
一方、主力市場の北アメリカでは上半期として過去最高となる153万9千台(1.8%増)、ヨーロッパでも過去最高の59万5千台(1.4%増)が売れたほか、日本市場も80万3千台(12.4%増)と好調でした。
世界的なガソリン高騰を背景に、トヨタが強みとするハイブリッド車の人気が高まり、販売を押し上げました。
この結果、最終的なもうけを示す純利益は26.1%多い2兆2364億円でした。
トヨタは10月からの半年間(下半期)の見通しを含めた2026年度(2027年3
月期)の業績予想も発表しました。
売上高は前年よりも5.6%多い53兆5000億円、営業利益は3.6%多い3兆9000億円、純利益は7.2%少ない3兆5700億円になると見込んでいます。
予想通りになると、売上高は過去最高となります。


