無許可営業の風俗店からみかじめ料を受け取った疑い　暴力団幹部の男逮捕　愛知県警

愛知県豊田市にある風俗店が無許可営業で得たと知りながら、収益の一部である現金１５万円を受け取ったとして、暴力団幹部の男が逮捕されました。

組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、あま市に住む六代目山口組傘下組織組長の山本信一容疑者（４８）です。

警察によりますと、山本容疑者は２０２４年４月から８月までの間、豊田市にある風俗店が無許可営業で得た犯罪収益と知りながら、その一部である現金１５万円を受け取った疑いがもたれています。

この店をめぐっては、女性店員に接待をさせるなど無許可で風俗営業をしたとして、実質的経営者の男がすでに逮捕されていて、押収したスマートフォンの解析などから今回の容疑が発覚しました。

警察は山本容疑者の認否を明らかにしていません。

山本容疑者は毎月３万円をみかじめ料として受け取っていたとみられていて、警察は一部が山口組に上納されていた疑いもあるとみて、金の流れなどを調べています。