注目の同学年対決となった将棋の王座戦第5局は、藤井七冠が敗れ、「六冠」に陥落しました。
山梨県甲府市で行われた王座戦五番勝負の第5局は、藤井聡太七冠に伊藤匠叡王が挑みました。
伊藤叡王は積極的な差し回しで着実にリードを広げ、97手で藤井七冠を投了に追い込みました。通算成績を3勝2敗とし王座のタイトルを奪取、二冠となりました。
敗れた藤井七冠は前回、叡王戦五番勝負で伊藤叡王に敗れて以来、1年4か月ぶりにタイトルを失い「六冠」に陥落しました。
藤井六冠の次のタイトル戦は、竜王戦の第3局で、10月31日から京都市で行われます。