「毎年10勝できる投手を目指す」と抱負　大須の星・広島7位指名中京大高木投手にスカウトが指名あいさつ

2025年10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、広島東洋カープから7位で指名された中京大学の高木快大投手が球団から指名あいさつを受け、入団後の抱負を語りました。

10月31日、昭和区の中京大学の名古屋キャンパスには、広島東洋カープの前田チーフスカウトら球団関係者が訪れました。7位で指名された高木投手の武器はMax153キロの伸びのあるストレートです。速いストレートを武器に2024年、大学3年の春には愛知大学野球リーグで59年ぶりとなる「完全試合」を達成し、同じ年の夏には、侍ジャパンの大学代表にも選ばれています。

今後の目標について、高木投手は、「毎年10勝できるような投手を目指している。球界を代表するような選手だけでなく、人としても愛されるような選手になりたい」と抱負を語りました。

高木投手は、小学生の時に名古屋・大須にある少年野球チームの所属していました。指名当日は大須商店街に多くのチーム関係者らが集まりました。高木投手の指名後には大歓声が上がり、高木投手を祝福する垂れ幕も掲げられました。

ふるさとの期待を背負ってプロの世界に入ることについて、高木投手は「これまでの学生生活で支えて貰えたことに感謝しかない。活躍する場は広島に移ってしまうが、愛知のお世話になった人に活躍を届けられるように頑張っていきたい」と話していました。

高木投手の「高」ははしごだかの高。