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星が丘ボウル跡地に建設予定の“新図書館” 地元住民にヒアリング オープン予定は2028年度 名古屋・千種区

03.20(木)19:17
名古屋市千種区の「星が丘ボウル」跡地に建設予定の新しい図書館について20日、地元住民への意見ヒアリングが行われました。
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おととし建物や機械の老朽化で53年の歴史に幕を下ろした「星が丘ボウル」。
その跡地に2028年度に名古屋市の新しい図書館がオープンする予定で、東山遊園が再開発を進めている商業棟の3階と4階部分に設けられる見通しです。
市内の既存の図書館が老朽化したことなどを背景に、市が名古屋を5つのブロックに分割。それぞれのブロックに蔵書の種類や規模の異なる図書館を整備するというもので、市は多目的な施設として期待を寄せています。
(名古屋市教育委員会 細井禎弘課長補佐)
「さまざまな声は、しっかり受け止めて。一緒に意見を聞き反映しながら、地域に愛される、市民に愛される図書館にしていきたい」
駐車料金や立地条件に関する質問や意見も
こうした中20日、名古屋市の教育委員会は、星が丘ボウルの跡地にできる大型図書館の計画の概要などについて、千種区内の小学校で地元の住民ら約180人に説明。
住民からは図書館の移転に伴う建設コストや維持費などが適切かどうかや、駐車場の利用料金や、駅から歩くには上り坂があり不便ではないかなどの指摘がありました。
また「目や耳などが不自由な人にとっても使いやすい図書館にしてほしい」などの要望もありました。
市の教育委員会は今後も他の区の住民らに説明し、新たなニーズや意見を求める考えです。