名古屋市中区のオフィス街で見つかった「不発弾」処理作業完了 残る2つの不発弾は4月5日と20日に撤去

03.21(金)10:22
名古屋市中区で見つかった不発弾の撤去作業が20日行われ、現場周辺の住民ら約1900人を対象に立ち入りが制限されました。
名古屋市中区にあるオフィス街の工事現場で見つかったのは、全長1メートル20センチ、重さ250キロのアメリカ製の焼夷弾です。撤去作業に伴い、現場から半径約200メートル以内が警戒区域に指定され、約1900人が避難の対象となりました。
アナウンス:
「午前9時30分より交通規制が実施され警戒区域内は立ち入り禁止となりますのでご協力をお願いします」
住民:
「やはり不安ではありますよね、早く撤去してほしい」
「まだ工事が続いているのでこれからまた増えたら嫌だ」
五味澤陽平 中区区長:
「それではただいま10時を持ちまして、陸上自衛隊に処理を依頼いたします」
陸上自衛隊:
「11時53分、弾頭信管の離脱が完了しました」
そして正午過ぎ、中区長による安全宣言で作業は完了、周辺の交通規制も解除されました。現場周辺ではほかにも2つの不発弾が見つかっていて、それぞれ4月5日と4月20日に撤去作業を行う予定です。