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海上保安部が水産加工会社を家宅捜索 水産加工の過程で出た汚水などをそのまま海に流した疑い 職員が排水口から赤茶色の汚水が流れているのを発見 三重・紀北町

07.17(木)18:45
水産加工の過程で出た汚水などをそのまま海に流したとして、海上保安部が三重県紀北町の水産加工会社に強制捜査に入りました。
廃棄物処理法違反などの疑いで家宅捜索を受けたのは、三重県紀北町の水産加工会社「丸徳誠洋水産」です。
尾鷲海上保安部によりますと6月12日、職員がパトロール中に丸徳誠洋水産の排水口から赤茶色の汚水が流れているのを発見しました。
検査した結果、動植物系の油などを含んだ汚水が検出され、最大で基準値の33倍を超えていたということです。
水産加工会社は本来、汚水を浄化したうえで港に流すことが法律で義務づけられています。
尾鷲海上保安部は容疑が固まり次第書類送検する方針です。