200棟に2千人が滞在予定…アジア大会等の“選手村”となるコンテナハウス 大会後は避難施設や宿泊施設として再利用

 今年9月に開会するアジア・アジアパラ競技大会の選手団が宿泊する「コンテナハウス」が23日、初公開されました。コンパクトですが“アスリート・ファースト”となっています。  名古屋港ガーデンふ頭に完成しつつある、選手団が泊まるコンテナハウス。現在は180棟がずらりと並んでいます。選手団はこのコンテナハウスとクルーズ船に分かれて宿泊し、コンテナハウスにはおよそ2000人が滞在します。  元々は従来の選手村と同様に新しくマンションを建設予定でしたが、建築資材の高騰で断念。ホテルを手配する案も折り合いがつかず、船とコンテナハウスというスタイルに落ち着いた経緯があります。

 コンテナハウスの内部を取材すると、木を基調とした室内は広々。1棟に6人の宿泊が想定されています。 (リポート) 「初めて公開されたコンテナハウスですが、選手が使うベッドはとてもふわふわで、よく眠れそうです」

 ベッドは通常より高さのある設計で、車椅子との行き来も楽々。パラアスリートの過ごしやすさも考えられています。外壁は断熱材で覆われていて、名古屋の猛暑からアスリートの体を守ります。  アスリート委員会の皆さんも太鼓判を押していました。 パラ柔道・廣瀬誠委員: 「僕は視覚障害があるんですけど、木の匂いがして落ち着く空間になっているなと。生活空間だけじゃなくて、リラックスの場としても」 柔道・谷本歩実委員長: 「『できる限りいつも通りの生活を送りたい』という言葉が多いんですね。そういった中で、ストレスの部分に関してもしっかり最後までカバーしていきたい」

 従来よりもコンパクトな“選手村”は、食堂と宿舎も近いそうです。 バスケ・栗原三佳委員: 「ご飯が近いのはありがたくて、ご飯に軽く行ってちょっと体を動かそうかなという気分転換にもなる」  大会終了後は、災害時の避難施設やイベント会場の宿泊施設として再利用される予定です。

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