内臓が出るほどのケガ…40代男性「本当は自分で刺しました」岐阜の“切りつけ事件”は虚偽 病院で警察に説明

　岐阜県岐阜市で1月24日、刃物で刺されたとして倒れていた男性について、警察は、男性が「自分で刺した」と説明していることを明らかにしました。 　24日午前7時ごろ、岐阜市鷺山の路上で「男性が刺されたような感じで、誰かにやられたと言っている」と通報がありました。 　この男性は岐阜市に住む40代の団体職員で、腹からは腸などの内臓が出るほどのケガをしていましたが、搬送先の病院で手術を受け、命に別条はないということです。 　警察は25日夜、入院中の男性が聞き取りに対して「本当は自分で刺しました。申し訳ございませんでした」と説明していることを明らかにしました。 　現場近くで見つかった、血の付いた刃物を使ったとみられています。 　警察は事件性はないと判断し、男性の回復をみながら詳しい経緯などを調べる方針です。