中部空港会社に新社長　トヨタ出身の籠橋氏　北米への直行便復活に意欲

中部空港会社の社長が6年ぶりに交代し、新社長が就任しました。

　中部空港会社の社長に就任したのは、籠橋寛典氏（61）です。

　名古屋市出身の籠橋新社長は1987年にトヨタに入社、2018年から今年1月までアメリカのトヨタとマツダの合弁会社で副社長を務めていました。

　会社設立から6代連続でトヨタ出身者が社長を務めます。

　直行便がない北米について、復活を期待する地域の声は強くあるとしていて、「ポテンシャルを把握し検討してもらえるように持っていく」と意気込みを語りました。

籠橋寛典新社長
「中部地方やセントレアがより多くの海外のお客様から選んでいただける地域になるか、空港になるか正念場だと思う。地域の方が本当に便利で誇りに思える空港にしていきたい」