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「居住実態なかった」愛西市議・初当選が無効に 本人は“父親の看病のため家を不在に”と反論 県の選管に申し立てへ 愛知

06.27(金)18:56
「居住実態がなかった」として当選が無効に。
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当選無効の決定が出たのは愛知県愛西市の永田千佳さん(38)です。
市の選管によりますと永田さんはことし4月の補欠選挙で市議に初当選しましたが、他の候補者や市民から被選挙権の要件である「市内での3か月以上の居住実態」がないとして当選の無効を求める申し立てがありました。
選管が調査した結果、3月までの3か月間で水道や電気などの使用がほとんどなく、「愛西市に住所を有していたとはいえない」と判断し、おととい付で当選の無効を決定しました。
永田さんは「4月に亡くなった父親が療養中に容体が悪化したため家を不在にした時期もあった。投票してくれた有権者の思いを無駄にしないよう県の選管に申し立てを行う予定」と話しています。