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飛騨では甘露煮が定番 秋の味覚ナツメの収穫最盛期 猛暑で収穫量減も甘さ十分

10.06(月)06:39
飛騨地方の秋の味覚が収穫のピークを迎えています。
夏に芽が出ることからその名がついたとされるナツメ。生で食べるとリンゴのような味で、岐阜県の飛騨地方では甘露煮にして食べる習慣があります。
高山市国府町の野村農園では、先月下旬から収穫が始まり、自宅の敷地にある10本の木から3センチほどに育った実を枝ごと摘み取ると、次々に腰につけたかごへと入れていました。
今年は猛暑の影響で虫による被害が多く、収穫量は例年の半分ほどになりそうだということですが、数が少ない分、一つ一つの実が大きく、甘さも十分だということです。
収穫した実は市内のスーパーなどで販売されます。