
【台風情報】台風22号は東へ“急カーブ”… 関東・東海に接近か 影響はいつ?最新の雨・風シミュレーション 進路予想

10月5日(日)午前3時、小笠原近海で「台風22号」が発生しました。
【画像で見る】「台風22号」いつどこで雨が降る?最新の雨・風シミュレーション 関東などに活発な雨雲かかる見込み
今後、台風は暖かい海面水温エリアを通過するため、水蒸気をエネルギーにして、発達する見込みです。週の後半は関東から東海にも接近し、雨などの影響が出るおそれがあります。
現在は北西方向に進んでいますが、この後は上空の偏西風に流されるように、東へ進む見込みで、関東や東海などに接近する恐れがあります。
■6日(月)正午
父島の南南西約210キロ 北西 時速10㎞
中心気圧:992hPa
最大風速:25m
最大瞬間風速:35m
強風域:中心の東側330㎞以内と西側220㎞以内
■7日(火)正午の予想(強い台風)
中心気圧:980hPa
最大風速:35m
最大瞬間風速:50m
暴風警戒域:予報円の中心から半径210㎞以
■8日(水)午前9時の予想
中心気圧:970hPa
最大風速:40m
最大瞬間風速:55m
暴風警戒域:予報円の中心から半径350㎞以内
■9日(木)午前9時(非常に強い台風)
中心気圧:955hPa
最大風速:45m
最大瞬間風速:60m
暴風警戒域:予報円の中心から半径460㎞以内
■10日(金)午前9時(強い台風)
中心気圧:955hPa
最大風速:40m
最大瞬間風速:55m
暴風警戒域:予報円の中心から半径520㎞以内
■11日(土)午前9時(強い台風)
中心気圧:975hPa
最大風速:35m
最大瞬間風速:50m
暴風警戒域:予報円の中心から半径590㎞以内
スーパーコンピュータの雨の予想シミュレーションでは、関東など東日本の太平洋沿岸や伊豆諸島などに、活発な雨雲がかかる見込みです。
現段階で、伊豆諸島で大雨警報が出るおそれがあるほか、静岡や千葉、四国の一部で暴風警報が発表される可能性があります。
また、太平洋沿岸は広い範囲で高波にも警戒が必要になるほか、千葉県や神奈川県は高潮のおそれがあります。
夏から秋にかけて、海水温の上昇などにより日本各地の潮位は、一年のうちで最も高くなります。
このため、平常の潮位が高い所に、潮位の上昇が重なると、沿岸の低地では浸水などの被害が生ずるおそれがあります。今後の台風の進路には、ご注意下さい。
台風が最も日本列島に近づくのは、木曜日とみられますが、今後の進路次第では、大雨のエリアが広がったり、暴風のェリアが広がったりすることも考えられます。
最新の情報にご注意ください。