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光・音・香りに包まれた幻想的な空間の中で優雅に泳ぐ40種類以上の金魚 アートアクアリウム展

08.04(月)13:00
名古屋市中区でアートアクアリウム展が、開かれています。
空間の中を優美に舞い泳ぐ金魚。江戸時代から続く金魚鑑賞という文化を、アートアクアリウムとして、現代風に表現してます。水槽作品の造形美、空間演出、五感への刺激、そして、さまざまな美しさをもつ金魚たちがつくりだす、幻想の世界を紹介します。
日本の伝統美と金魚の融合

会場内には19作品、40種類以上の金魚が展示されている「アートアクアリウム展 名古屋2025」。アートアクアリウム展が名古屋で開催されるのは7年ぶりで、コロナ禍以降では地方初開催となります。
本展覧会の広報担当である馬渕理彩さんが見どころとして挙げるのが、花魁をイメージした大型水槽「帯舞/花魁」です。華やかで幻想的な空間が広がります。

アートアクアリウム展 広報担当・馬渕理彩さん:
「こちらは『タマテリウム』という作品です。水槽に描かれている金魚はすべて金粉が使われています」

会場には、石川県の伝統工芸品である九谷焼を取り入れた作品も展示されています。九谷焼の陶器が水槽の中心に置かれ、その周りを金魚が泳ぐ作品や、陶器が水槽になっているものなどさまざま。日本の伝統美と金魚が融合した幻想的な作品の数々を楽しめます。

ほかにも、空間全体で滝を表現した「金魚の滝」など、見ているだけで涼やかな気分になれる作品が並びます。
この「アートアクアリウム展 名古屋2025」は、9月15日(月・祝)まで開催しています。
(2025年8月1日放送「5時スタ」より)