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アジア・アジアパラ競技大会期間中の小中学校野外学習めぐり 広沢名古屋市長「宿泊日数短縮しない」

05.23(金)01:16
2026年秋のアジア・アジアパラ競技大会の期間中に野外学習を予定している市内の小中学校に対し名古屋市は別の時期への日程変更を求めた上で、宿泊日数を短縮する案を検討していましたが、広沢市長は「短縮しない」との考えを示しました。
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これは2026年秋に愛知県を中心に開催されるアジア・アジアパラ競技大会で、選手や関係者の移動手段として多くの大型バスが必要となるため、県と名古屋市が大会期間の2026年9月から10月に修学旅行や野外学習などを行う県内の学校に対し日程変更を求めていたものです。
このうち名古屋市では、小学5年生と中学2年生で行う野外学習の日程について大会期間を避けることで例年の2泊3日から1泊2日に短縮する案の検討が進められていました。
こうした中、22日、名古屋市の広沢一郎市長は「去年2月から調整を進めてきた結果、予定通り2泊3日でめどが立った」とし宿泊日数の短縮はないとの考えを示しました。
また「各学校に日程変更の依頼や調整を働きかけた時期が去年の2月からでは遅すぎるのではないか」との記者の質問に対し広沢市長は「時期的にそれほど不適切ではなかった」との考えを示した上で「これだけ大きな大会が行われるにあたり、こうした日程変更などの急な要請は、まま起こり得るものである」とし、市民への理解を求めました。