つぶらな瞳が特徴的…荷物を運ぶ“ロボット”JR東海が開発 人手不足解消へ 今年度中に人が多い駅で実証試験を行う方針

07.16(水)19:09
人手不足解消へ。JR東海が開発したものとは…
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きょう行われたJR東海の会見。その後、お披露目されたのは…
(ロボット)「荷物を運搬しています」
つぶらな瞳が特徴的なロボット。白のボディには青のラインが引かれ、新幹線をイメージしてつくられています。
JR東海とグループ会社などが開発したこのロボットは、駅構内にある店舗に商品などを運ぶために開発された試作品。重さ最大300キロまで運ぶことができます。
JR東海によりますと名古屋駅の場合、繁忙期では1日あたりトラック約40台分の商品を手押しの運搬車で運んでいて、作業員の高齢化が進む中、労働力の確保が課題となっていました。
(JR東海 丹羽俊介社長)
「人に頼らない業務体制の整備や、経験のない作業員でも運搬作業をできるようにすることが必要」
ロボットには安全を確保するため、センサーも搭載されていて人や物を感知すると緊急停止する仕組みになっています。JR東海は今年度中に名古屋駅など、人が多い駅でロボットの実証試験を行う方針です。