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小さな足で水槽自在に アカウミガメの赤ちゃん37匹誕生し展示始まる 名古屋港水族館

06.29(日)18:10
名古屋市港区の名古屋港水族館で28日、アカウミガメの赤ちゃんが誕生し、早速29日から展示が始まりました。
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甲羅が赤茶色でハートの形をしているのが特徴のアカウミガメは、環境省が作成する「レッドデータブック」に、近い将来、絶滅の危険がある生物として記載されています。
名古屋港水族館では、28日に明け方にアカウミガメの赤ちゃんが37匹誕生し、29日から早速、水槽での展示が開始されました。
産卵からおよそ2か月で誕生した体長4センチほどのアカウミガメの赤ちゃんは、小さなヒレのような足を上手に動かし、水槽の中を自在に泳ぎ回ります。
(お客さん)
「かわいい」
「すごい可愛らしい。見てると動きが」
「カメも見れたし卵も見れたし。きょうはラッキーでした」
29日は、別のアカウミガメが産んだ卵を掘り出して人工のふ化場に移す作業も行われ、訪れた人たちが興味深そうな表情で作業の様子を眺めていました。
名古屋港水族館は、1995年に屋内施設として世界で初めてアカウミガメの繁殖に成功した実績があり、今後も慎重に人工ふ化を進めるとしています。