東海地方で初めて開催された「ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)」のイベントで、名城公園一帯が大フィーバー。さらにプロバスケットボールクラブ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」との意外なコラボレーションも実現しました。一体、その狙いとは。

4月18日、名古屋城の周辺では、スマホをかざす人たちに、コスプレ姿の人も。何だか、ちょっと怪しげな雰囲気。

さらに、敷地内にあるIGアリーナで開催されたBリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合では、スライムを掲げるファンが!会場があの国民的人気ゲームに彩られていました。
この日名城公園一帯で行われていたのが、「ドラクエウォーク」のリアルイベントです。

スマートフォンの位置情報機能を使った人気ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」。
実際に町を歩いていると、モンスターが出現。戦ったり、武器をゲットしたりと、現実世界でドラクエの世界観を楽しめます。

この日、東海地方では初めてとなるリアルイベントが開催されました。
午前9時の段階で、受付会場のIGアリーナには大勢の人が。
さらに会場の外にも途切れることのない長い行列が。

名城公園内に設置されたスポットから限定アイテムをゲットできる特典などもあり、この日1日で約1万1000人ものドラクエウォークファンが全国から駆けつけました。

ドルフィンズは普段バスケットを見ない人たちに夕方からの試合をPR。ドラクエウォークとの限定コラボグッズも制作した特別試合。その売り場は大賑わいとなりました。

バスケットボールとドラゴンクエストのコラボという一見、意外な組み合わせ。実はお互いにメリットがあり、1年半も前からあたためてきた企画だといいます。
名古屋Dドルフィンズ 園部祐大さん:
「ドルフィンズのお客さんはファミリー層が多い。お父さん世代はドラゴンクエストを経験している。メインの客層にドンピシャ」

スクウェア・エニックス 柴貴正 執行役員:
「(ドラクエウォークは)スポーツ観戦が好きなユーザーが多い。スポーツはファミリーで体感できる。まさにドラゴンクエストが今やらなければならないこと」
ドルフィンズ側は、ドラクエファンの中心である30~50代の父親層を取り込みたい。一方のドラクエ側は、家族観戦の多いドルフィンズファンから、子どもや若年層を開拓していきたい。両者の思惑も一致しました。

普段は赤いユニフォームのドルフィンズが、この日はブルーの特別仕様。パンツにはスライムがプリントされています。
名古屋Dドルフィンズ 今村佳太 選手:
「かわいい。すごくうれしいし、こういう機会を大切にしながら戦っていきたい」

普段とは違う、ドラゴンクエストに彩られたIGアリーナ。ドルフィンズは、見事、滋賀レイクスに勝利。初のリーグ優勝に向け上位チームで争うチャンピオンシップへの進出を決めると、この日1万2000人を超える観客を動員。年間の平均観客動員数でもリーグ1位に躍り出ました。
観客:
「初チケット購入です。ドラクエウォークのイベントに参加して、バスケも見たかったので」
「ドラクエウォークのイベントがあったので(バスケも)見てみようかなと。楽しかった。声も出してました」
名古屋Dドルフィンズ 園部祐大さん:
「結果的に1万2307人にお越しいただいた。(ドラクエウォークの)ユーザーがたくさんいて、バスケを見に来るドルフィンズファンもすごいにぎわいだった」
スクウェア・エニックス 柴貴正 執行役員:
「素晴らしい場所を会場としてお借りして WIN-WINでできたことが一番良かった」


