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「やめちまえ」「退寮しろ」監督が生徒に暴言 コップやバットを投げつけ威嚇も 名古屋・至学館高校の女子硬式野球部

09.12(金)10:47
8月、名古屋市の至学館高校の女子硬式野球部で、男性監督が生徒に対して暴言を吐くなどの不適切な指導をしていたことが分かりました。
至学館高校によりますと、女子硬式野球部の男性監督は先月、部員が試合でミスをしたことや提出物を出さなかったことに腹を立て、「やめちまえ」「退寮しろ」と暴言を吐くなど、不適切な指導をしていました。
また、コップやバットを周辺に投げつけ、威嚇することもあったということです。
先月下旬、保護者から学校に連絡があり聞き取りを行ったところ、男性監督は事実であると認めました。
学校は不適切な指導であると認定して、男性監督を1か月間の謹慎処分としました。
聞き取りに対して男性監督は、「厳しく接したうえで、それでもこちらの指導についてきてほしかった」などと話しています。
学校は男性監督が反省していることなどを踏まえて、謹慎後は適切な指導が行われているかチェック体制を整えたうえで、部活の指導に戻す方針だということです。
学校は、今月6日に部員の保護者を対象に説明会を開き、その場で男性監督が謝罪しています。