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【気象庁】焼岳の噴火警戒レベル2「火口周辺規制」を1「活火山であることに留意」に引き下げ

04.18(金)12:43
気象庁は、4月18日午前11時00分岐阜県と長野県の県境にある火山「焼岳」について、噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から1の「活火山であることに留意」に引き下げると発表しました。想定される火口域から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったためとしています。

気象庁によりますと、焼岳では、火山性地震が2025年3月上旬に増加しましたが、その後少ない状況が続いているということです。
火山活動は低下していて、想定される火口域から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったとしています。
一方、防災上の警戒事項として、山頂付近を含む想定火口域内では、突発的に火山ガス等が噴出する可能性があるということです。
登山する際は、火山活動の異変に注意するとともに、ヘルメットを着用するなどの安全対策をすること、噴気地帯にはとどまらないよう注意をよびかけています。
※噴火警戒レベルとは
【レベル5(避難)】
危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】
警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。
状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】
火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】
状況に応じて火口内への立入規制等。