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蒲郡線は修繕費用等を自治体が負担…名鉄西尾・蒲郡線の2026年度以降の存続が決定 利用者減で多額の経常損失

03.20(木)06:03

利用者の減少で維持が困難となっている名鉄西尾・蒲郡線について、2026年度以降の存続が決まりました。 19日午後、西尾市・蒲郡市・名鉄などを交えた協議が行われ、特に利用者数が少ない蒲郡線について、2027年4月から15年間、設備投資や修繕費用を自治体が負担する「みなし上下分離方式」に移行することが決まりました。 また西尾線は、蒲郡線との一体的な利用促進を図るとし、それぞれ「存続」が決まりました。 西尾線の西尾ー吉良吉田間と蒲郡線は、利用者減により2023年度で8億7000万円の経常損失となっています。 このため現在も、西尾・蒲郡両市あわせて年間2億5000万円を名鉄に支援していますが、今回の決定により、両市の負担額は年間4億から4億5000万円となる見通しです。