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1票の格差を巡る裁判、7月参院選は「合憲」と判断「著しい不平等状態と言えない」 名古屋高裁

10.30(木)17:08
1票の格差を巡る裁判で、名古屋高裁は7月の参議院選挙は合憲と判断しました。
 この裁判は、7月の参議院選挙で最大3.13倍のいわゆる1票の格差があり違憲だとして、弁護士グループが選挙の無効を求めているものです。
 30日の判決で名古屋高裁は「投票価値の不均衡は違憲の問題が生ずる程度の著しい不平等状態とは言えない」「愛知、岐阜、三重の選挙区における3県の結果は無効であるとは言えない」として合憲の判断を示し原告の請求を棄却しました。
 原告側は判決を不服として上告する方針だということです。
 7月の参院選を巡る訴訟では、東京、大阪、高松高裁が「合憲」、名古屋高裁金沢支部が「違憲状態」と判断しています。





