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”64年ぶりの快挙” 愛工大の卓球・篠塚大登選手 異国の地で新たな挑戦【じもスポ!】

メ~テレ
08.28(木)17:52

世界選手権ダブルスで日本勢64年ぶりの快挙となる金メダルを獲得した愛知工業大学の篠塚大登選手。異国の地で新たな挑戦に踏み出しました。

愛知工業大学の篠塚大登選手

 学食でお昼ご飯を食べる大学生。

「昼は学校があったら食堂が多いですね。夜はいつも外食しちゃいます」(篠塚選手)

自炊はする?
「(大学に)入って最初の時はしてたんですけど、あきらめました。センスがなさすぎました」(篠塚選手)

 料理はちょっと苦手な彼の正体は愛知県東海市出身、愛知工業大学卓球部の篠塚大登選手です。

 今年5月の世界選手権。三重県津市出身の戸上選手と組んだダブルスで金メダルを獲得。日本勢64年ぶりの快挙を成し遂げました。

「ダブルスでこうやって優勝できたことは自分の卓球人生で宝物の1つになったと思います」(篠塚選手)

 この快挙に地元も大盛り上がり。

 愛知工業大学でのセレモニーを皮切りに故郷である東海市では、市民や市役所の職員約100人がお出迎え。

 さらにスーツに身を包んだ祝賀会。お祝いに駆け付けたのは愛知県知事。

「うれしいことですけど結構いそがしくやらせてもらってます。こうやってお祝いしていただけると、また頑張ろうと思えます」(篠塚選手)

利き手は右、ラケットは左

篠塚大登選手(当時小学6年)

 篠塚選手が卓球を始めたのは4歳のころ。父・和幸さんが勤務先の高校で卓球部の顧問をしていたことがきっかけでした。

「父が『左ききが有利』ということでラケットだけを左に持ち始めてスタートしました」(篠塚選手)

 利き手は右ですがラケットを持つのは左。そこには父・和幸さんの、ある考えが。

「日本の卓球の団体戦は必ずダブルスが絡んできますので、左でやった方がいろんなところで使ってもらえるんじゃないかというのが理由です」(父・和幸さん)

「父が無理やり(ラケットを)左手で持たせて、次の日からは自分で勝手に左で持ち始めたそうなので『それならこのまま左でいこう』と」(篠塚選手)

 名古屋市にある卓球クラブ。現在40人の子供たちが腕を磨くこの場所は、小学時代に篠塚選手が通っていた原点です。

「卓球の基本を学んだのは卓伸クラブ、ここでのスタートがなければ世界に出たりすることはなかった」(篠塚選手)

 当時指導していた卓伸クラブ・橋本允至会長は…。

「写真あったでしょ?メダルとってからぐっと変わった。『やればできるんだ』という、勝つためにどれぐらい練習しなければならないか、自分でもわかってきた」(橋本会長)

 偉業を成し遂げた先輩は、今や子供たちのヒーローとなっています。

仲間と過ごす食事の時間でリラックス

仲間との食事の時間

 愛工大名電中学・高校と地元のエリート街道を歩んできた篠塚選手。

 中学でジュニアの日本代表に選出、高校で国内プロリーグに参戦するなど、活躍の場を広げていきました。

 大学の今も、世界各国を飛び回る忙しい日々。一番の癒しが気の置けない卓球部の仲間と過ごす食事の時間です。

「あんまり卓球のことを考えなくていいですし、みんなといる方がリラックスできる」(篠塚選手)

「自分は中学校から寮生活を一緒にしていた、本当に頼れる先輩です」(後輩)

再び大舞台を目指す21歳

成長を求めてドイツへ

 この夏、篠塚選手はある大きな挑戦をしようとしています。それは世界最高峰リーグの一つ、ドイツのブンデスリーガへの参戦です。

「成長したいと思ったのは悔しい負けがあったから、パリでの負けがあったからこそドイツに行くことを決めた」(篠塚選手)

 去年8月。男子団体の日本代表としてパリオリンピックの舞台に立った篠塚選手。

 準決勝のスウェーデン戦。2勝1敗と日本がメダルに王手をかけた第4戦に登場します。

 シングルスで銀メダルを獲得した相手に劣勢を強いられる展開。

「オリンピックの3か月前にやったときは勝てたんですけど、大舞台でのトップの選手っていうのはやっぱり違うと強く感じました」(篠塚選手)

 この試合を落とした日本は、3大会連続のメダルを逃しました。

「特別な舞台が一瞬で終わっちゃったなっていう風に感じて、もうちょっと何かできたんじゃないかなっていうのは今でも思う」(篠塚選手)

 感じたのは、外国人選手の高度なテクニックと、大舞台でも勝ち切る強靭なメンタルの差。

「厳しい環境に行って、簡単に勝てないことが多いと思うので、そういったところで勝てるようになっていけば自信になるとも思いますし、メンタルも強くなると思うので、そういった成長を求めてドイツに行くことを決めました」(篠塚選手)

 8月。旅立ちの日を迎えた篠塚選手。

荷物はそこまで多くない?
「(滞在期間が)長いからこそ荷物は最小限にしました。向こうの物で(生活)できるようにならないと生きていけないかなと。トップ選手から吸収できるものは吸収して、プレーが変わったなっていうところを見てもらいたい」(篠塚選手)

 たった一人でドイツへ向かった21歳。すべては再びあの大舞台に立ち、輝くため。

「ちょっとずつそうやって成長を積み重ねていって、そこを目指せればいいかなと思います」(篠塚選手)

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