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「チームに迷惑をかけられない」中田翔選手が今期限りで引退を表明 会見で語ったドラゴンズファンへの思い

08.16(土)08:21
中日ドラゴンズの中田翔選手が、15日に今季限りでの引退を表明しました。会見で語った決断の理由とは。

Q.引退を決意した時期・理由は?
「2ヶ月前くらいですかね」
「1軍の舞台で生き残るために全力でやっている中で、満足いくスイングができないとか、思い通りに体が動かないと感じ、これ以上チームに迷惑をかけられないと、決断を自分自身で下しました」
中田選手は2007年にドラフト1位で日本ハムに入団。
天才的なバッティングセンスで打点王を3度獲得、さらにベストナイン・ゴールデングラブ賞も受賞するなど、球界を代表するバッターとして活躍しました。
しかし今シーズンはわずか25試合の出場で68打数10安打、打点4にとどまっていました。
腰の痛みも再発するなど思うような結果は残せず、15日に引退を表明。今シーズン限りでバットを置きます。
Q.東海地方への思いは?
「名古屋の皆さんは温かくて、僕みたいなチームに貢献していない選手にも声をかけてくださり、何度救われたかわからないくらい声援に助けてもらい、背中を押してもらい、(名古屋は)ほんとに好きな場所です」
会見後には、大野雄大投手、ブライト健太選手らが花束をもってサプライズ登場。
目元の涙をぬぐう様子もみられました。
「素直でかわいい後輩たちなので、これから全力で応援していけたらいいなと思っています」(中田選手)