「大人に裏切られるという経験をさせてしまったことを…」　“児童の盗撮画像共有”　名古屋市の教諭を懲戒免職処分　名古屋市教育委員会

１０月３１日付で懲戒免職処分となったのは、名古屋市立の小学校の主幹教諭・森山勇二被告（４２）です。

起訴状などによりますと森山被告は去年９月、愛知県内の施設で、当時９歳の女子児童の下着をデジタルカメラで盗撮し、その画像を複数の教員が参加するＳＮＳのグループに共有したほか、去年から今年にかけ児童のリコーダーに体液をつけたなどの罪に問われています。

今月２８日に、名古屋地裁で開かれた初公判で森山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めていて、職員の聞き取りに対しても行為を認めていることから名古屋市教育委員会は１０月３１日付で森山被告を懲戒免職処分としました。

懲戒処分を言い渡した際、森山被告は「信頼されるべき大人に裏切られるという経験をさせてしまったことを心からおわびします」などと話していたということです。