中日ドラゴンズの小山伸一郎コーチら関係者2人 書類送検 オンラインカジノで賭博疑い 「ファンの皆様にお詫び申し上げます」球団コメント全文

プロ野球・中日ドラゴンズのコーチら関係者2人が、オンラインカジノで賭博をした疑いで書類送検されました。
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球団や警察によりますと、書類送検されたのは中日ドラゴンズの小山伸一郎コーチと関係者あわせて2人です。
2人はスマートフォンで海外のオンラインカジノを利用し、賭博をした疑いがもたれています。
小山コーチは去年9月ごろ、「スロット」で8000円を賭けていたことが第三者からの情報提供で発覚しました。
もう1人の関係者はことし2月ごろ、「スロット」や「バカラ」で5日間で約70万円を賭け、球団の調査を受けて、自ら名乗り出たということです。
警察の調べに対し、2人は容疑を認めているということです。
警察は2人の氏名・年齢などを明らかにしていませんが、球団側は小山コーチが書類送検されたことを認め「ファンの皆様に心よりお詫びを申し上げます」とコメントしています。
【球団のコメント全文】
当球団に所属する小山伸一郎コーチほか1名が25日、単純賭博容疑で名古屋地方検察庁に書類送付されました。球団として、オンラインカジノが賭博に該当することをチーム全体に周知、徹底できなかったことを深く反省するとともに、ファンの皆さまに心よりお詫びを申し上げます。
小山コーチは球団の聞き取りに対して利用の事実を認めており、捜査当局の捜査に全面的に協力しております。オンラインカジノを利用していたことを深く反省、後悔しています。また、当球団が科した謹慎処分を異議なく受け入れ、制裁金の支払いも既に済ませています。
また、ほか1名については、本年2月20日、球団がオンラインカジノを利用した者の自主申告を呼び掛けた直後に名乗り出るとともに、愛知県警察本部に出頭することにも同意しました。オンラインカジノの利用履歴や金融機関口座の履歴の提供にもすすんで応じ、当球団の調査及び捜査機関の捜査に全面的に協力しております。オンラインカジノの違法性を認識しないまま利用していたことを深く反省、後悔しています。また、当球団が科した制裁金についても異議なく受け入れ、すでに支払いを済ませています。
球団としましては、今後の検察庁の判断等を踏まえ、適切に対応してまいります。また、オンラインカジノの違法性をこれまで以上に球団全体に周知、徹底してまいります。