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名鉄広見線を存続の方向で名鉄と協議へ 沿線の可児市など3市町

08.25(月)16:37
利用客の減少などにより、存続が議論されている、岐阜県内を走る名鉄広見線について、沿線となる可児市など3市町は、存続する方向で名鉄との協議を進める方針を示しました。
岐阜県の名鉄広見線新可児駅から御嵩駅の区間では、年間約2億円の赤字が続き、現在は、沿線自治体が年間1億円を支援することで運行しています。
しかし、追加の設備投資が必要などとして、名鉄は来年3月で現状での運行を継続しない意向を示しています。
こうした中、沿線の可児市、八百津町、御嵩町は、土地や施設の維持など、運行にかかる費用の一部を、自治体が負担する方式で鉄道を存続する方針にしぼり、名鉄と協議していく方針を示しました。
この方式だとこれまでより、自治体が鉄道の運営に踏み込む形となり、負担額も増える見込みだということですが、3市町は、地域住民の要望などから存続を目指すということです。