鳥インフル発生した愛知県のスーパーでMサイズたまご10個がなんと128円 「正直、店的には大赤字」だが…
年明けから猛威を振るう鳥インフルエンザ。卵が不足し、価格がどんどん上がっています。24日午前、愛知県のスーパーをのぞいてみると…。
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(下和田 歩記者)
「このスーパーでは、タイムセールで卵が1パック128円で販売されています」
愛知県瀬戸市にある「新鮮市場いせや」では、週末恒例の「卵のタイムセール」が行われていました。
「店内で1000円以上の買い物をした人が1パック限定」という条件はありますが、24日は税込み286円のMサイズ10個入りの卵のパックが、午前と午後のタイムセールでは、なんと半額以下の税込み128円に。それぞれ限定150パック販売のビッグサービスです。
(客)
「今、こんな128円なんかで買えないでしょ」
「助かる。卵は毎日使うので」
「正直、店的には大赤字」だが…
午前10時の開店からスタートした1回目のタイムセールでは、どんどんと売れていき昼すぎには完売。エッグショックの再来か?と大きな不安が広がる中で「新鮮市場いせや」ではなぜ、これほど安くセールができるのでしょうか?
(新鮮市場いせや 福丸明男代表)
「卵は皆さん日々使うので、是非お値打ちに買っていただいきたいと。正直、店的には大赤字」
卵に関しては大赤字でも、店全体の売り上げをのばしてカバーすればいいと考える福丸代表。しかし、卵の値段はそう簡単には元には戻らないと覚悟していると話します。
(新鮮市場いせや 福丸代表)
「養鶏場の人と話したら(おととしの)エッグショックの時の最高値(350円)までいくのではという憶測で言っていた」
Qこれだけ高いとタイムセールをやめることは?
「タイムセールのはやめようと思っていない。ただ価格が10~20円上がるかもしれないが、タイムセールはやり続けます」
Q300円や350円になっても?
「やります。ちなみに従業員には止められてます」