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トランプ関税で「数十億円の悪影響」試算も 中部電力が今年度の業績見通し発表

04.29(火)07:30
中部電力はアメリカのトランプ政権の関税政策をめぐり、業績への悪影響について懸念を示しました。
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中部電力は28日の決算発表で、今年度の業績見通しについて売上高は3兆5500億円、純利益は1850億円といずれも昨年度から減少する見通しを示しました。
この見通しにはアメリカのトランプ政権の関税政策の影響は反映しておらず、2019年にアメリカが中国に対して関税を引き上げた際の影響から試算した場合、数十億円程度の悪影響があるとしました。
林欣吾社長は業績への影響について、自動車産業などが多い中部エリアで生産量が減少すれば電力需要も落ち込む可能性が高いとしつつ、もう少し様子を見て判断したいと述べました。