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女子中学生がいじめを受けて転校 調査委員会「学校の対応に不適切な点があった」と指摘 愛知・東海市

03.14(金)19:07
愛知県東海市教育委員会によりますと、市内の中学校に通う1年生の女子生徒がいじめを受け不登校になったと、2023年に保護者からの訴えがありました。
これを受け、「重大事態」として調査委員会を設置していた市が、14日、調査結果を公表しました。
報告書では、女子生徒は複数の生徒から「ムカつく」「こっち見るな、ウザ」などの悪口を言われたほか、にらまれるなどのいじめを受けた結果、不登校になり、転校に至ったとされています。
また、中学校は女子生徒から相談を受けていましたが「友人関係のトラブル」と判断していたということです。
女子生徒が学校を42日間欠席しても「重大事態」と判断しなかったとして、学校側のいじめの認知や対処に問題があると指摘しました。
教育委員会は教員への研修を強化するなどして、いじめの防止や早期解決に継続的に取り組むとしています。