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お酢の容器に誤って次亜塩素酸ナトリウム、2人軽症 伊勢湾岸道・湾岸長島PA上りレストランを営業禁止に

06.11(水)14:06
パーキングエリアのレストランが、漂白剤として使われる薬品をお酢と間違って提供し、客2人が喉の痛みを訴える被害が出ました。
三重県によりますと、6月8日の夕方、桑名市の伊勢湾岸道・湾岸長島パーキングエリア(上り)のレストランでラーメンを食べた女児と母親が「酢をかけたら刺激臭を感じ、喉の痛みがあった」と訴えました。
2人は飲み込む前に吐き出して軽症で、いずれも快方に向かっているということです。
保健所が調べたところ、ラーメンにかける酢として提供した液体が、次亜塩素酸ナトリウム溶液だったことがわかりました。
次亜塩素酸ナトリウム溶液は、殺菌や漂白剤に使われる薬品です。
レストランの従業員が、空になった酢の容器を補充しようとした際、そばにあった漂白剤を誤って入れてしまったということです。
三重県は11日付で、店を営業禁止処分としています。