サッカーFIFAワールドカップ2026です。元日本代表、現在はFC岐阜ファミリーとして活動中、岐阜県在住の柏木陽介さんに解説してもらいます。

日本対チュニジア、日本が4点を奪い圧勝となりました。
これは、ワールドカップでの日本代表史上最多得点となりますが、4点を取れた要因はどこにあったのでしょうか。
「チュニジアが出てこないといけないという試合展開だったことと、みんながゴールに飢えていたこと。オランダ戦での追いつき方が自信にも繋がっているので、そういうところが全面的に出たんじゃないかなと思います」
Q.初戦のオランダ戦がチュニジア戦に繋がっている?
「オランダ戦で引き分けられたのは、ほぼ勝ちに等しいぐらいの引き分けだったと思うので。その勢いが、ちゃんとこの試合に出ていたかなと思います」
そして、上田綺世選手は2ゴール1アシストという、まさにエースの活躍でした。
「(上田選手って)こんな優しいパスできたかな』と思いながら見ていました。1点目のシュートもあったから、本当に多分狙っていると思うし、2点目のヘディングなんて上田綺世選手以外はできないと思います」
Q.そんなにすごいヘディングなんですか?
「普通あそこから前に持っていくって、すごく難しいボールだったと思うが、あれをゴールに持っていこうと思うと、普通の人ならチョンって前に落ちるぐらいになる。それを持っていけるパワーというのは、やっぱり今の上田選手の力というか、本当に最も(チームに)必要なフォワードの選手かなという風に思います」
Q.通常ならば弱いヘディングになって止められるものが、遠くのゴールまで行ったということ?
「はい、時間が止まった感じがしましたもんね。ヘディングの瞬間、ふわーってみんなが」
グループFの順位表、日本は現在2位

改めてグループFの順位表を確認すると、日本は1勝1引き分け、勝ち点は4でオランダと並んでいますが、オランダがスウェーデンに5対1で勝利し現在1位、日本は2位となっています。
スウェーデンが3位、チュニジアが4位です。
今後、決勝トーナメント進出のために必要になってくる条件を、「日本がスウェーデンに勝った場合」、「引き分けた場合」、「日本がスウェーデンに負けた場合」の3パターンで確認していきます。
まずは、日本がスウェーデンに勝った場合です。
日本が勝ってオランダがチュニジアと引き分ける、もしくは負ける場合は、日本が1位通過となります。
ただオランダが勝った場合は、得失点差で得点差・得点数などで1位か2位での通過となります。
日本がスウェーデンと引き分けた場合は、オランダがチュニジアに勝つと自動的にオランダが1位通過となるので、2位通過に。
しかしオランダとチュニジアが引き分けになった場合、これも条件によりますが1位か2位で通過になる可能性があります。
チュニジアがオランダに勝った場合は、日本はスウェーデンと引き分けでも1位通過となります。
そして、日本がスウェーデンに負けた場合、3位通過となります。
1位か2位通過の場合はブラジルかモロッコ、3位通過の場合はおそらくフランスと対戦することになりますが――。
「どうしましょうね。どちらにしても優勝を目指しているので勝たなきゃいけない。まずスウェーデン戦があるので、そこで必ず勝って、とりあえず決勝トーナメント進出を1位2位で決めたいですね」
スウェーデン戦で日本はどう戦う?

Q.スウェーデンはどういうチーム?日本はどう戦えばいいのでしょうか?
「普通通り戦うしかないが、やっぱり守備はチュニジアみたいにちょっと緩さはないと思っているので。そこでしっかり守備を崩せる、個の打開というのがこの試合で結構キーになってくるかなと。本当にブレないチームだと思うし、すごくまとまったチームだと思うので、非常に難しい戦いにはなるかなと思う」
Q.スウェーデンはチュニジアに5対1で勝った、その一方でオランダには5対1で負けていますが、どう見ればいい?
「オランダが日本戦を戦った後、(プレーが)良くなりましたよね。オランダがスウェーデン戦では強すぎた。だから判断の仕方が難しいなと思うので、やってみるしかないし、ただ今の日本はどういう戦い方をしても自分たちの力を出せると思うので。間違いなく勝てると思います」
Q.スウェーデンは、1回崩したら崩しやすい相手?
「基本的には、そんなにぶれないとは思うが、やっぱり(日本側に)2点3点と入ってくると、向こうも攻めてこないといけないので。逆に空いてくるシーンは増えるかなと思うので、前半は結構肝になってくるかなと思います」
スウェーデン戦のキーマンは?

Q.キーマンは誰になるでしょうか?
「そうですね、やはりキーパーの鈴木彩艶選手。やっぱり失点ゼロで終わりたいので、だからオランダ戦も彼が止めたので、あの試合、日本のペースに少し持っていけたところもあると思います」
Q.柏木さんは浦和レッズ所属も長かったが、鈴木選手もレッズのユースなどで育ちましたが後輩ですね?
「そうですね。思いっきりの後輩というか、本当にこんな(小さい)時から見ているんですけど。本当に世界に飛び出ていく選手だなって思っていたら、そのまま飛び出ていって、いま日本の守護神としてやっている。人間的にも、本当にザ・日本人みたいな性格をしていて、ご飯連れて行った次の日、長文で丁寧なLINEが来ます。そういうところも含めて、好きなので応援したいですよね」
Q.そういうところも含め、しっかりと日本のゴールを守ってくれる?
「やっぱり安心感があると思います。今まですごいキーパーはいましたけど、僕は群を抜いて(鈴木選手が)すごいなと思います」
スウェーデン戦は26日、日本時間の午前8時からキックオフとなります。
(6月22日6:00~放送メ~テレ『ドデスカ!』より)


