これも一つの現代アート?三重県紀宝町で、カメが生み出したある作品が販売され、話題になっています。
ウミガメの保護や啓発活動を行う「道の駅・紀宝町ウミガメ公園」。
保護されたウミガメなど約60匹のカメが暮らしています。
館内では、保護活動などの資金に充てるためのグッズを販売。その中で、いま新たに制作されているオリジナル商品が注目を集めています。
SNSで大きな話題に

何かの横顔? それとも三日月を表現?
なぜかサボテンの一部が欠けています。
実はこれ…。
「リクガメたちに“歯形”をつけてもらったウチワサボテンです」(飼育員 伊藤柊也さん)
「カメの噛み跡つきサボテン」です。
この作品をつくるのは、飼育されているリクガメ4匹です。
リクガメは主に草食で、普段から野菜も食べているといいますが、サボテンも栄養価があり、大好きなエサのひとつだといいます。
「鉢に植えていたサボテンをリクガメが食べてしまい、サボテンについた噛み跡がかわいらしくて商品化しました」(伊藤さん)
サボテンについた噛み跡のかわいらしさを商品化できないかと、5月、試しに“作り手”のカメがわかるポップと共にSNSで販売をアナウンスすると…。
「これも一つの現代アート…?」「まるでしゃべるサボテン」「素晴らしい発想」
12万件を超える「いいね」がつき、翌日には購入されました。
「お客さんとカメをつなぐ架け橋に」

「ここまで反響があると思っていなくて、ビックリしました」(伊藤さん)
反響を受け、伊藤さんとリクガメによる新たな作品づくりが進んでいます。
きれいな噛み跡がついた肉厚なサボテン。
鉢に入れてサボテンを乾かし、根が張れば完成。
値段は2800円で、店頭のみで販売します。
「サボテンを見てもらったり手にとってもらうことで、カメのいとおしさを感じていただけたら。商品を通じて家でもカメを感じられるものになっているので、お客さんとカメをつなぐ架け橋になったらうれしい」(伊藤さん)


