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クマ駆除にあたっていた猟友会の男性 頭を引っかかれるなどしケガ 止め刺そうと近づいたところつまずき転倒で 岐阜・飛騨市

09.27(土)17:58
27日、岐阜県飛騨市で、クマの駆除にあたっていた猟友会の80代の男性が、クマに頭を引っかかれるなどしてけがをしました。
飛騨市によりますと、27日午前11時ごろ、飛騨市神岡町東漆山で、猟友会の70代の男性が、シカやイノシシを捕獲するためのくくりわなを見回っていたところ、ツキノワグマ1頭がわなにかかっているのを見つけました。
猟友会の他のメンバー5人とともに、猟銃を使って駆除に乗り出しましたが、止めを刺そうとクマに近づいた80代の男性がつまずき転倒、その際、クマに頭を引っかかれ、手をかまれるなどして救急搬送されました。
男性は命に別条はないということですが、左手を骨折したほか頭部をケガしました。
その後、駆除されたクマは体長約135センチの成獣だったということです。
飛騨市は、秋の果実を求めてこれからクマの出没が増えるとして、注意を呼びかけています。