
イケメン武将のいきものバンザイ <家康編>アマゴの産卵
アマゴは秋に産卵する。メスは浅瀬の小石を尾びれで跳ね上げ産卵床を作る。オスは体を震わせてメスに産卵を促す。アマゴの寿命は2~3年で産卵のチャンス少ない。命をつなぐ営みは感動的。
2021.01.26(火)放送
イケメン武将のいきものバンザイ
アマゴは秋に産卵する。メスは浅瀬の小石を尾びれで跳ね上げ産卵床を作る。オスは体を震わせてメスに産卵を促す。アマゴの寿命は2~3年で産卵のチャンス少ない。命をつなぐ営みは感動的。
2021.01.26(火)放送
珍しい開放型のミツバチの巣の一日に密着した貴重映像。気温の上昇ととも活発になるミツバチの塊はまるで別の生き物のように見える。巣を覆い隠して大きな球のようになる瞬間は自然の不思議を感じる
2021.01.19(火)放送
アマサギは夏の渡り鳥。体長は約50センチ、オレンジ色の羽が特長。繁殖期の飾り羽は特に美しい。すばやく首を伸ばして小魚やカエル、バッタを捕まえて食べる。秋には南へ旅立つ。
2021.01.12(火)放送
サギはコロニーと呼ばれる集団営巣で子育てをする。猛禽類の襲撃からヒナを守るためだ。数種類のサギが営巣することも多く、争いがおこると落下する若鳥もいる。自力で巣に戻れなければ死んでしまう。自然は厳しい。
2021.01.05(火)放送
アカウミガメの卵は約60日で孵化する。一斉に地上へ這い出した赤ちゃんガメは真夜中の海を目指す。海のわずかな明るさを感じて方向を知ると考えられている。赤ちゃんガメは太平洋を回遊しながら成長し北アメリカ沿岸から日本沿岸に戻ってくると考えられている。
2020.12.29(火)放送
アカウミガメは主に太平洋岸の海岸で産卵する。砂浜に深さ50センチほど穴を掘り120個前後の卵を産む。夏の産卵シーズンに1~5回上陸して産卵する。北太平洋では日本が唯一の産卵場所。海洋汚染や砂浜の減少で産卵場所が減少している。
2020.12.22(火)放送
クマゼミは日本で一番大きいセミ。体長は6センチから7センチ。「シャンシャンシャン」と大きな鳴き声が特長。鳴くのは涼しい午前中が多い。夜になると幼虫が土から這い出し羽化が見られる。
2020.12.15(火)放送
クマゼミは幼虫で4,年から5年、土の中で過ごす。そして夏の夜に這い出して羽化する。神秘的な羽化だが、実はセミにとって最も危険な状態。天敵の鳥に狙われるとひとたまりもない。そのため鳥が活動を始める日の出までにセミは羽化を終える。
2020.12.08(火)放送
ヤマガラはスズメほどの大きさの野鳥。好奇心が旺盛で人の近くに来ることもある。特に餌の不足する冬場は餌台に集まる。ときには人の手のひらから餌を食べることもある。つぶらな瞳のヤマガラの愛らしい姿に癒される。
2020.12.01(火)放送
ギフチョウの成虫は1年に一度だけ春に発生しカンアオイなど特定の植物(幼虫の食草)に卵を産み10日ほどの生涯を終える。幼虫はカンアオイを食べて成長し蛹で越冬する。そして来春に羽化し新しい世代へ命をつなぐ。
2020.11.24(火)放送
里山の春の女神と呼ばれているギフチョウの羽化の瞬間を捕らえた貴重映像。蛹が孵化する瞬間は生命の力強さを感じる。成虫の寿命は10日から14日、スプリングエフェメラルといわれる春のはかない命。
2020.11.17(火)放送
ハッチョウトンボは日本最小のトンボ。体長は約2センチ。オスは全体が真っ赤で1メートル四方の縄張りをつくる。茶褐色のメスは気に入ったオスを探して湿地を飛ぶ。移動性が低いため生息場所の湧水湿地がなくなると絶滅することが多い。
2020.11.10(火)放送
野鳥のムクドリが営巣したのはなんと民家の戸袋。ヒナは5羽、親鳥は餌運びに大忙し。大きな鳴き声で嫌われ者のムクドリだが、ヒナのために餌のイモムシをたくさん捕まえる。害虫駆除になるので農家は益鳥として扱う。
2020.11.03(火)放送
渡り鳥のように大移動するチョウ・アサギマタダラの羽化の様子を記録した貴重映像。卵から幼虫、蛹、そして羽化へ。羽化の瞬間はなんとも神秘的で必見。普段、見ることができない自然の営みを目の当たりにできる。
2020.10.26(月)放送
モリアオガエルは一年のほとんどを木の上で過ごす変わったカエル。産卵も木の上で行われる。真っ白な泡の中に産み付けられた卵は1週間後には孵化しオタマジャクシになる。しかし、成長して親ガエルになれるのは数パーセント。
2020.10.20(火)放送
昔から人里の近くで見かけるタヌキは愛嬌のある顔をしていて癒される人も多い。しかしその生態は警戒心が強く、憶病な動物。夜のタヌキの生態を捉えた自動撮影カメラの映像は見逃せない。
2020.10.13(火)放送
ノコギリクワガタは雑木林に生息する。体長は4センチから7センチ。大型になると牛の角ような湾曲した大きなアゴを持つ。樹液の取り合いでスズメバチとも争う。黒光りするスマートな姿はまさに"雑木林の貴公子"と呼ぶにふさわしい。
2020.10.06(火)放送
さえずりは繁殖期だけの鳴き声。繁殖期以外は地鳴きという。ウグイスとオオルリは日本三鳴鳥と言われ美しい鳴き声。キビタキとサンコウチョウは夏の渡り鳥で日本で繁殖する。ホオジロの鳴き声は「一筆啓上つかまり候」と聞こえる。
2020.09.29(火)放送
イモリやカエルなどの両生類の生息場所は開発などで減っている。生態系のピラミッドの下層にある両生類がたくさんいなければ自然の食物連鎖は成り立たない。ウエットランドとしての棚田は貴重な場所といえる。
2020.09.22(火)放送
人家の軒先に巣を作るツバメ。天敵のカラスの襲撃を受けて巣が壊される。しかし、巣を作り直し二度目の産卵をする。野生のたくましさを感じる貴重映像。
2020.09.15(火)放送
キベリタテハは美しい高原蝶の代表格。鮮やかな羽のクジャクチョウの別名は芸者蝶。広葉樹林を好むスミナガシは数が減っている。アサギマダラは夏だけ高原にいて秋には沖縄・台湾へ大移動する。移動の理由など謎の多いチョウ。
2020.09.08(火)放送
アカゲラはキツツキの仲間。主に本州の中部以北の低山に生息し木の幹に穴を開けて巣を作り子育てをする。餌はほとんど昆虫類とその幼虫。オスは頭部が赤く、メスは黒い。
2020.09.01(火)放送
日本には40種のカエルが生息するが鳴き声はすべて違う。鳴くのはオスで繁殖の時に種を確認するためと考えられている。メスは鳴き声を増幅するための鳴嚢を持たないため、一般的に鳴かない。種が違うと鳴き声は雑音と同じらしい。
2020.08.25(火)放送
ハマシギは冬の渡り鳥。秋から冬にかけて干潟で大群をつくる。ゴカイやカニなどを食べる。朝日を浴びて飛ぶ姿はキラキラと輝き干潟のダイヤモンドと呼ばれている。集団飛翔中に一瞬で方向転換するが、どのように統制を取っているのかよく分かっていない。
2020.08.18(火)放送
カスミサンショウウオは西日本を代表する止水性のサンショウウオ。体長は10センチ前後。1月から3月に産卵する。繁殖期以外は林床の倒木や落ち葉の下で過ごす。移動性は低く雑木林と湿地がなくなると生息できない。
2020.08.11(火)放送
日本の夏の風物詩と言われるゲンジホタル。体長は15~20ミリで腹の後部に発光器を持つ。発光の間隔は1秒から4秒で生息地域によって違いがある。発光はオスとメスの交信に使われている。成虫の寿命は1~2週間。
2020.08.04(火)放送
日本で観察できるタカの仲間は約30種。ノスリは翼を広げると1メートル20センチ以上。ハチクマはハチの巣を襲うことで知られる。サシバは秋に大群でフィリピンなどへ渡る。上昇気流を利用して滑空し体力を温存しながら長距離を移動する。
2020.07.28(火)放送
アブラゼミは西日本に多く、ミンミンゼミは主に関東地方に生息。幼虫が湿った土地を好むニイニイゼミは生息地が減少している。主に西日本の太平洋岸に生息していたクマゼミは温暖化などの影響で生息域が北上し、東北地方でも観察できるようになった。
2020.07.21(火)放送
コアジサシは繁殖のため日本に飛来する夏の渡り鳥。海岸の近くの砂礫地に集団で営巣する。産卵は4月から7月で卵は2~3個。カラスや犬などの外敵が巣に近づくと集団で激しく鳴き追い払う。卵は20日前後で孵化する。
2020.07.14(火)放送
トビハゼは河口や干潟に生息する体長8センチほどの魚。泥の表面にいる小型の甲殻類を食べる。空中にいるときは皮膚呼吸をしている。生息場所の干潟の減少が懸念されている。
2020.07.07(火)放送
ヤマトオサガニは甲長約4センチ。遠くを見ることができる長い目が特長。チゴガニの集団ダンスはオス同士の対抗意識の表れといわれている。コメツキガニの作る砂だんごは直径2~3ミリ、大きいものは1センチになることもある。
2020.06.30(火)放送
ミコアイサは冬の渡り鳥。全体が白く、目の回りが黒いため別名「パンダガモ」と呼ばれバードウォッチャーの人気者。体長は40センチほどで池や緩やかな川に生息し、潜水して小魚を捕る。
2020.06.23(火)放送
オオシオカラトンボは平地から低山地の池や湿地に生息する。体長は5~6センチ。全体が青色で複眼と羽の基部は黒褐色。5月下旬から発生し11月ごろまで見られる。産卵の時はメスを守るためオスが警戒行動をとる。
2020.06.16(火)放送
ツマムラサキマダラは羽の先端が青紫色の美しいチョウ。羽を広げると10センチほどの中型のチョウ。台湾が生息地だったが迷い蝶として八重山諸島で見られるようになり、現在は沖縄本島、奄美諸島で継続的に発生している。
2020.06.09(火)放送
犬のような鳴き声の奇妙なカエルがいる。2014年に新種とし学会で発表された。鳴くのはある季節だけ、「ワン」と鳴いたり「キャン」と鳴いたりする。なんとも不思議なカエルの正体とは?!
2020.06.02(火)放送
年間を通して温暖な南西諸島は多くのチョウが見られる。淡いブルーの羽のリュウキュウアサギマダラ、羽の先端が青紫色のツマムラサキ、幾何学模様のイシガケチョウは特に美しい。日本最大級のチョウ、オオゴマダラの羽ばたく姿はなんとも優雅。
2020.06.02(火)放送
コバルトブルーの背が美しいカワセミは渓流の宝石と呼ばれている。最近は都市の河川でも見かけることが多くなり生息域を広げている。繁殖期は冬から春。オスが捕まえた魚をメスにプレゼントする求愛給餌が知られている。
2020.05.26(火)放送
ミサゴは中型のタカの仲間。翼の長さは150センチから170センチ。海岸や大きな河川、池などに棲む。空中から一気に水面に飛び込み強力な足で魚を鷲づかみにする。野性の力強さを感じる貴重映像。
2020.05.19(火)放送
モズは小型の猛禽類で大きさはスズメほど。捕まえたバッタやカエルを木の枝に突き刺す「はやにえ」をすることで知られる。冬場に見られる現象で「餌として蓄えるため」、「縄張りを示すため」と言われているが、はっきりとした理由は判明していない。
2020.05.12(火)放送
オシドリは美しい羽を持つカモの仲間。本州では冬の渡り鳥として河川や池で見られるが、人影を見ただけで隠れてしまうほど臆病で警戒心が強い。オスの美しい羽は繁殖期だけで夏羽(エクリプス)はメスに似る。
2020.05.05(火)放送
ムササビは広葉樹の森に生息し木の葉や花、果実を食べる。夜行性で昼間はほとんど見られない。鳴き声は「グルルッ、グルルッ」と夜の森で聞くと不気味だが、仲間同士の位置を確認するコミュニケーション方法と考えられている。
2020.04.28(火)放送
ケリは主に東海から近畿地方に生息する野鳥。体長は36センチほど。水田の畦などに卵を産み、稲の生育に合わせるようにヒナも成長する。外敵が近づくと大きな鳴き声を発し警戒行動をとる。巣に近づくと人にも突進することがある。
2020.04.21(火)放送
アマゴの稚魚は真冬の渓流で孵化する。カゲロウやトビゲラなどの水生昆虫を食べて成長し秋には源流部まで遡上し産卵する。アマゴの寿命は2~3年で産卵は世代をつなぐ貴重なチャンス。産卵の瞬間は見逃せない。
2020.04.14(火)放送
ギンヤンマは低山地の池や川に生息するトンボ。体長は7センチから8センチで北海道から沖縄まで分布する。ヤゴは4月から8月に羽化し、成虫は11月ごろまで見られる。真夜中に行われるヤゴの羽化は神秘的。
2020.04.07(火)放送
トンボの幼虫のヤゴは小魚や水生昆虫を食べて成長する。下唇(顎)を瞬時に伸ばし獲物を捕まえる。獲物を狙う姿はSF映画の怪物のように見える。
2020.03.31(火)放送
広葉樹の森を駆け巡るニホンリス。憶病で小さな物音でも逃げてしまうニホンリスを見かけることは稀。大好きなオニグルミを頬張り、「かりかり」と音を立てて食べる様子はなんとも癒される。
2020.03.27(金)放送
昆虫の王様カブトムシのオス同士の壮絶なバトル。勝者はメスと樹液を独り占め、負ければ木から振り落とされる。昼夜を問わず繰り返されるバトル、角と角がぶつかり合いきしむ音は凄い。
2020.03.27(金)放送
きれいな小川に生息するハグロトンボ。オスは縄張りを作りメスは待つ、メスは産卵に適した水草の多い場所を探しながら移動する。オスとメスの出会いから交尾、そして産卵まで、自然の営みをつぶさに捉えた。
2020.03.27(金)放送
猛禽類のオオタカの子育てに密着した貴重映像。親鳥が獲物をヒナに食べさせる様子は迫力満点。野生の営みを実感できる。成長したヒナが巣立ちをする瞬間は見逃せない。
2020.03.27(金)放送
野鳥のヒヨドリが住宅の庭木に営巣。孵化から2週間の子育てに密着。食欲旺盛なヒナのために親鳥は餌探しに大忙し、献身的な姿は感動もの。巣立ったばかりの若鳥の愛らしい姿は一見の価値あり!!
2020.03.27(金)放送