芸術的な洋菓子の数々!愛知県知立市・プロ顔負けのスゴ技生徒達にパンサー向井が迫る!『いざ学校に向井ます』
CBCテレビで夕方放送の報道情報番組『チャント!』。その中の『いざ、学校に向井ます』のコーナーでは、“パンサー”の向井慧さんが東海地方の学校を訪ね、リアルな学校生活を紹介しています。
今回訪ねたのは、愛知県知立市にある『中部製菓専門学校』お菓子作りのプロフェッショナルを育てるこちらの学校。中でも『洋菓子科』は、華やかな細工技術などを極める授業に特化し、有名ホテルや人気パティスリーで活躍する卒業生を多数輩出しているとか。
今回は在校生の中の腕自慢が登場!向井くんにその技を披露してくれました。
プロのパティシエも参加するコンテストで見事、金賞&銀賞!
向井くんを入り口で迎えてくれた生徒たち。早速見せてくれたのが、シュガークラフトと呼ばれる砂糖細工で作った2つのウエディングケーキです。
実はこれらはプロのパティシエも参加したコンテストで見事上位に輝いたもので、銀賞の“夏空”はヒマワリの黄色と空の青色が美しい作品。そして、金賞は“着物”をイメージし、リアルに作った桜の花もあしらった力作です。
どちらも繊細な細工が施されていて、出だしからプロ並みの技術を目の当たりにしました。これほどの技術が身につく秘密は授業体制にあって、1クラス10人の少人数制という環境で、地元で活躍するパティシエが直に講師となり、技術とセンスを磨けることにあるとか。
技のオンパレードに向井くんは感心しきり
次は、実習室におじゃまして、実演で技を見せてもらうことに。砂糖をペースト状にしたアイシングで、ケーキの側面に花を描く生徒に話を聞くと、一度描くと消しても跡が残るため描き直しができない…ということが分かりました。絵心ゼロの向井くんが挑戦してみますが、やはり「めっちゃムズい」と何だか分からない絵を描きます。
すると、向井くんが知らぬ間に生徒がその絵(?)を活かして修復。見事に花の一部となっていました。また、アイシングを薄く伸ばして、丸く切り抜き、それを花びらの形に整えて、何枚も合わせてバラの花を作る工程も見学。
さらに、チョコレートを使った細工は、指で持っただけでも溶け始めるため、時間との勝負でもある作業。全部がチョコレートで出来たオブジェのような作品は複雑でなかなかダイナミックなものでした。
向井くん、ケーキ作りに挑戦!
この他、デコレーションケーキに欠かせないマジパンで人形を作る技術も学んでおり、生徒が「こちらを作りました」と見せてくれたのは、パンサーの3人が仮装した姿の人形。それぞれの特徴を捉えた人形に「ほうれい線濃いって、俺」と思わず向井くんは突っ込みます。
気を取り直し、生徒からケーキ作りを学ぶこととなった向井くん。生クリームの固さの目安をその生徒に聞くと「ちょっと感覚でやってるので…」とあいまいな返答が。向井くんは「それを私に伝授しないと!」とまたもや突っ込みました。生クリームの目安は、やはり「角が立つくらい」がベストのよう。
また、スポンジにはシロップを塗るとしっとりとしてよいとか。フルーツの缶詰を使いケーキを作る場合には、そのシロップを利用するとムダもなくおいしいそうです。
向井くんは教えてもらいながら絞り袋でデコレーションしたり、栗や金箔をあしらったり、作業すること30分。そして、完成したのが、先ほどのパンサー3人の人形をメインにした向井特製ハロウィーンケーキ。なかなかの出来栄えです。
実習を見たり、ケーキ作りをしたり、生徒たちと過ごした向井くんは「一人ずつ細かく教えてもらっているからこそ、技術が非常に高い。いい空気というかみんな楽しくというところもスゴイ感じて、いい学校だなって思いました。皆さん、夢に向かって頑張っていただきたいと思います」とエールを送ったのでした。
『いざ、学校に向井ます』のコーナーでは、“パンサー”の向井慧さんが東海地方の学校におじゃまし、生徒や先生と交流しながらリアルな学校生活を紹介しています。
(2021年10月20放送「チャント!」より)