岐阜県本巣市の高校にパンサー向井が潜入!女子ケイリン界のニュースターともご対面!!『いざ学校に向井ます』
CBCテレビで夕方放送の報道情報番組『チャント!』。その中の『いざ、学校に向井ます』のコーナーでは、“パンサー”の向井慧さんが東海地方の学校を訪ね、リアルな学校生活を紹介しています。
岐阜県本巣市にある『岐阜第一高等学校』は、普通科、工業科の2つの学科に6つのコースがあり、スポーツコースからはプロ野球選手など多くのトップアスリートを輩出しています。
そこで今回訪ねたのは『自転車競技部』。卒業生にはオリンピックメダリストもいる名門校。さらに、現在、全国大会連覇中の最速女子選手がいるという情報を得て、競輪大好きな向井くんが学校に向かいました。
10回優勝している最速女子の凄さ
向井くんを出迎えてくれたのは、キャプテンを務める男子生徒。 「自転車競技の魅力は太もも」という向井くんは、「たまんないね~」とキャプテンの太ももの目線に座り込んで筋肉の仕上がりをチェックします。
こちらの部が参加する自転車競技の種目は、競輪などに代表される短距離の『トラックレース』と、ツールドフランスが有名な「自転車競技界のマラソン」ともいわれる長距離の『ロードレース』です。
これらの種目で、何度も全国大会で優勝経験のある強豪校なのです。 向井くんは部室を訪ね、トラックレースの最速女子とご対面。6歳から自転車競技を始めて、全国大会には中学2年生から毎年出場。高校生になってから3年生の現在までに10回も優勝をしているという実力です。まさに女子ケイリン界のニュースターなのです。
チームメイトにその凄さを尋ねると「負けそうな展開でも、最後には絶対パワーで勝っているところ」とか「自分一人で走っているわけではないので、考える力や攻めるタイミングがすごい」と教えてくれました。「オリンピックを目指したい」とも語った最速女子の生徒。今後がますます楽しみです。
すべては自転車競技のために!日々努力を積み重ねる部員たち
『自転車競技部』には他にも凄い選手が。続いて向井くんはロードでの練習を見せてもらいました。一列に並んで道路の左端を時速およそ40キロで走っていく姿に「みんなスゲー!速い!」と向井くんは驚くばかりです。
授業のある平日でも60キロの距離を走り、休日ともなれば150~200キロとさらに長い距離の練習をするのだそうです。
もちろん走るだけでなく、筋トレなどハードなトレーニングも毎日続けている部員たち。中には入部1年目で体重80キロ台が50キロ台へと20キロ以上も痩せたという生徒もいます。
また、太ももの周囲がこの部一番の64センチもあるという生徒は、中学ではウエイトリフティング部に所属していて、全国大会でチャンピオンになった経験があるそう。始めた理由は、競輪選手になるための筋力や体力作りとしてだとか。
その凄さを知るためエアロバイクを使って測定すると、高速でペダルを踏み続けていく生徒。かたや向井くんも同じ負荷のかかったペダルを踏んでいきますが全くスムーズに回せず、エアロバイクから倒れ込みます。
向井くんは「4人くらい後ろに乗ってた?」というくらいの重さを感じたよう。「“限界を越えないとたどり着けない境地”というのが確実にあるんだなと。“精神力”そういうものが大事だなというのを改めて感じさせていただきました」と岐阜第一高校・自転車競技部の訪問を締めたのでした。
CBCテレビ“チャント!”内『いざ、学校に向井ます』11月24日放送より。